誕生学サポーターからのメッセージ

菊地 栄
顧問  社会デザイン学研究者
   <生>と<死>は人間にとって永遠の哲学的課題ですが、これまでこうした議論の中で
<生>を捉えるとき、生きることの最初の一歩となる「誕生」や「出産」が注目されることはありませんでした。「誕生」や「出産」は、女性に限られた領域として語られてきたことが、社会への一般化を遅らせてきた要因かもしれません。誕生学は、「誕生」からはじまる<生>という視点をはじめて示してくれました。全員が当事者である「誕生」をどのように社会に伝え、「生まれる」「産む」喜びや生きがいを育んでいくのか。誕生学は、人々がいのちをつないでいく《未来》に向かって開かれています。
♦プロフィール
社会デザイン学研究者(博士)。
聖隷クリストファー大学非常勤講師。
社会デザイン学会常任理事。
出産育児環境研究会代表。
自らの出産を機に、マタニティ・コーディネーターとして1984年からマタニティ・クラスを開催。
マタニティ・ヨーガの指導にもあたる。
民主党元法務大臣政策秘書を経て、現在は研究者として出産育児の当事者支援や震災復興母子支援に取り組む。
著書に「お産のレシピ」学陽書房、「マタニティ・ヨーガ 安産book」現代書館、「卵子ストーリィ」小学館、
「うまれるいのち つながるいのち」実業之日本社、「産むかもしれないあなたへ」NECメディアプロダクツほか。