誕生学サポーターからのメッセージ

楠元 貴子さん
 
   私が初めて妊娠した頃はまだ与えられるお産が主流。産ませてもらうのではなくて自分で産むんだ、と声をあげるのも勇気がいる時代でした。赤ちゃんがお腹の中で育つ過程と育て方は丁寧に教えてもらえても、赤ちゃん自身がどれだけの力を持っているのかという視点はなかったように思います。
   わが子が大きくなったときに絶対に聞かれるであろう「どうやって生まれたの?」という質問に、さて、どう答えよう?
   私が出会う複雑な環境の子どもや生きる自信を失っている大人に「生まれてきたこと」を、さて、どう伝えよう?
   大葉ナナコさんからお声をかけられ、息子を抱っこして「赤ちゃんボランティア」として小学校に行ったあの頃は誕生学がそろそろ生まれる、というときでした。そこには私が見つけられなかった答えがありました。
   あれから十年あまり。
   こんなにもたくさんの方が誕生学に賛同し学び伝え広めているなんて!しかも根幹はあの頃から少しも揺らぐことなく・・・妊娠出産育児を知るために私たちに与えられるきっかけがとっても幸せを覚えるものになりましたね!これからも誕生学プログラムで喜びの涙と笑顔がどんどん増えますように。
♦プロフィール
社会福祉士 社会福祉士事務所月咲代表
金融と司法書士事務の仕事を経て現在は成年後見業務をメインに活動中。
関連して妊娠出産や児童・成年の発達、低所得・ホームレス、司法福祉など多岐に渡る相談や支援に携わっている。
自身の妊娠出産育児をきっかけに、地域で出産環境や母乳育児を自由におしゃべりできる集まりに参加したり開催してきた。
幼稚園や学校のPTAや地域活性の活動も存分に楽しんでいる。
ここ最近は子どもやママ友たちとの公園遊びの機会がめっきり減った分、
週末の小学生野球チームの役員活動に没頭して子どもたちの成長を見つめている。
神奈川県出身在住 一男二女の母

日本大学文理学部卒 聖十字福祉専門学校卒
日本家族研究・家族療法学会会員