誕生学サポーターからのメッセージ

大葉 ナナコ
代表理事(誕生学協会創立者)
   最初の誕生学プログラムが実施されたのが2002年2月。誕生学協会が設立され、2005年より「生まれてきたことが嬉しくなると未来が楽しくなる」をコンセプトに、子どもたちへ伝える学校での誕生学プログラムのゲストティーチング授業を届けてまいりました。誕生学が生まれて10年目、全校導入してくださる自治体も出てまいりました。
   「誕生学」という概念は、「生まれた」ことに焦点を当てた新しい手法です。生きとし生けるもの、すべてが通ってきた「誕生」に焦点をあて、自身の持っている本来の力を伝えています。子ども達世代ではいじめや自殺が、親世代では望まぬ妊娠や虐待などが社会問題化するなか、いのちの尊さを伝え、自尊感情を高めることで、少しでも社会的負の連鎖をなくし、それぞれの世代がそれぞれのいのちの尊厳を守る意識を高めることを目的としています。自己受容し、他者受容しあう機会の創出が、今こそ重要と考えています。
   これまで、子ども世代には、子ども時代の様々なステージに対応した誕生学プログラムや、親子で参加型の「母と娘の月経教室」など、各世代に合わせたプログラムを提供してまいりました。
   また、大人向けには、社会的背景やニーズの違いに対応し、行政委託事業として定着した「週末両親学級」や「産後ベビーマッサージ体験教室」をはじめ、妊娠前や出産前、産後の教室を開講し、生まれてきた命と育む命の、双方の自己肯定感が高まるプログラムを開発・普及してまいりました。
   誕生学協会正会員は、学校教諭の方々や行政、PTAの方々にご信頼いただき、質の高い継続的事業を展開するため、厳しい研修と認定審査を設けています。この厳しい認定審査を通った、全国に300名を越す正会員講師は、教員有資格者や保育士、警察官、地域活動を展開する意識の高い母親たち、女性たちが60%で、医師や助産師、保健師、看護師など医療従事者が40%です。専門職の垣根を超え、性教育ではなく、地域に貢献できる市民として活動しております。
   2011年に内閣府より公益社団法人の認可を受けました。「命をつなぐ力を高めるソーシャルビジネス」として子どもたちの生きる力を高め、次世代の産みゆく力を高めプログラムをお届けできるよう、公益事業として尽力してまいります。
   ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
代表理事(誕生学協会創立者) 大葉ナナコ
♦プロフィール
妊娠出産の知識と命の大切さを、多くの世代が学べるように2003年バースセンス研究所設立、
2005年日本誕生学協会設立(2011年3月公益化認定を受ける)。
自尊感情を高めるいのちの教育プログラム「誕生学」(商標登録)を開発し、
官公省庁、自治体、保健行政、教育委員会、とともに次世代育成支援事業で協働。
人材育成プログラム研究開発、研修講師、講演、出産シーン監修などで活躍中。

2010年秋公開のドキュメンタリー映画『うまれる』制作コアメンバー。
著書多数。5児の母。