誕生学協会顧問からのメッセージ

早乙女 智子
産婦人科医
人がどれほど進化しようと、人間は生身の生き物であり、この世に生を受けてからその命が尽きるまでの人生ドラマはそれぞれに課せられた物語です。お誕生は誰もが一度だけ経験する貴重な人生経験。ほとんどの人は自分語りとしては忘れてしまいますが、自分を見守ってくれた人の心に刻まれたお誕生の物語があります。極めて個人的なことですが、私の母は、祖母がどうしても女の子が欲しいと祖父に懇願して、ようやく産まれた4人の兄を持つ人で、母が生まれて数か月で祖父は逝き、祖母は多くを望んではいけないと繰り返し言っていたそうです。お誕生に焦点を当て、産まれてきた意味や人生を問うことは、良く生きることに他ならないのです。自分らしく生まれて、自分らしく生きる。そんな生き方を応援したいと思います。
♦プロフィール

【略歴】

1986       筑波大学医学専門学群卒業

2013-2016  京都大学大学院医学研究科女性生涯看護学後期課程

1986-1991   国立国際医療センター産婦人科研修医・レジデント終了臨床薬理学教室在籍

1991-2000   東京都職員共済組合青山病院産婦人科医員

2000-2003  NTT東日本関東病院産婦人科医員

2003-2006  ふれあい横浜ホスピタル産婦人科医長

2006-2016  神奈川県医師会 神奈川県立汐見台病院産科副科長

2016-     京都大学大学院医学研究科客員研究員、身原病院

2016-     厚生労働省社会保障審議会人口部会委員

2016-     厚生労働省エイズ性感染症小委員会委員

2011-    国際協力NGOジョイセフ(公益財団法人)理事

2012-    性と健康を考える女性専門家の会会長

2012-    消費者庁消費者安全調査委員会委員

2015-2016  聖路加国際大学大学院看護学研究科 臨床教授

【専門】

人口問題、家族計画、セクシュアルヘルス

【所属学会】

日本産科婦人科学会(専門医)

日本性科学会(理事、認定セックスセラピスト)

日本生命倫理学会(研究開発委員)

日本人口学会日本性感染症学会

【著書 翻訳 監修等】

『避妊―STD(性感染症)対策も確実に、賢い選択を (女医さんシリーズ)』 主婦の友社 1999

『13歳からの恋とからだノート』新講社2005

『30代,40代はじめての妊娠・出産安心ブック』永岡書店 2008

『保健体育のおさらい』 自由国民社 2011

『避妊ガイドブック』文光堂 2000

『ピル博士のピルブック』メディカルトリビューン 2001

『妊婦マッサージ』 医道の日本社 2014

『ピル適正使用マニュアル』じほう 2000

『カラダと気持ち』 三五館 2001

『ラブ・LOVE・えっち』 保健同人社 2002

『ガールズセックス』 共同通信社 2003

『思春期の性の問題をめぐって』 診断と治療社 2011

『現代用語の基礎知識』 「性」 自由国民社 2000-2014

『女性のからだと卵子のひみつ 卵子story(ランコストーリィ)』 小学館 2004

『徹底図解 女のからだQ&A』宝島SUGOI文庫 2008

『子宮内膜症―治療の選択肢とつき合い方 (サードオピニオンシリーズ)』SSコミュニケーションズ2003

『人に聞けない育児のちっちゃな悩み』 メディアファクトリー 2010

『女の子が大人になるとき』 少年写真新聞社 2011

1995 WAS(世界性の健康学会) ポスター賞受賞

2010 村松志保子顕彰会 感謝状受賞

2012 神奈川レッドリボン賞受賞など